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リフォームにはどんな種類がある?代表的な事例を解説

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2023年02月28日

リフォームにはいろいろな種類があります。
「これはリフォームでできるのか?」と疑問に思っている方もいるでしょう。
この記事では、リフォームの種類やできる内容、さらにリノベーションとの違いも紹介します。

リフォーム工事を検討している方や、リフォームについて知りたい方は参考にしてください。

リフォームにはどんな種類がある?

「リフォームにはどのような種類があるのか」について紹介します。
一口にリフォームといっても大がかりなものから、半日で工事が終わるような小規模なものまで、いろいろな種類があるのです。

その1:水まわり

水まわりのリフォームとは、キッチン・トイレ・浴槽・洗面所など要するに「水を使う場所」のリフォームです。
水を使う場所はほかの部分より傷みやすく、おおよそ10~12年程度で寿命がきます。

また、使う環境によっては10年未満で寿命が来る場合もあり、最も頻繁にリフォームするところでもあります。

キッチンやトイレなど一カ所ずつリフォームするケースもあれば、水まわりをまとめてリフォームする場合も珍しくありません。
配管の位置を変えるような大幅なリフォームが必要となるケースもあります。

その2:内装

内装リフォームとは、壁紙やフローリング、畳といったインテリアに関するリフォームです。

一般家庭からオフィス、店舗に至るまで幅広い場所で行われます。
壁紙を張り替えるような小規模なものから、和室を洋室にするなど大きなリフォームも内装リフォームに含まれます。

また、スケルトンリフォームといって部屋の躯体をむき出しにして、すべてやり直すリフォームも内装リフォームの一種です。
水まわりのリフォームに次いで件数が多いリフォームです。

その3:外装

外装リフォームとは、外壁や屋根の塗り替えや塀を建てたり壊したりするリフォームです。
外壁塗装の寿命は10~15年で寿命を迎えるので、屋根と一緒に定期的な塗り直しが必要になります。

また、造園もリフォームの一種です。
例えば、芝生の庭を花壇にしたり家庭菜園にしたりするケースもあります。
今は「庭じまい」といって手入れが大変な庭木がたくさんある庭を更地に戻すリフォームを依頼する方も増えています。

その4:エコリフォーム

エコリフォームとは、断熱性や気密性を高めたり省エネ性をアップさせたりするリフォームの総称です。
築年数が30年以上の家は断熱材が入っておらず、入っていても最新のものに比べると性能が劣ってるものがあります。

断熱材を最新のものに入れ替えたり追加したりするだけで、光熱費が大幅に抑えられるケースもあるでしょう。
屋根の上に太陽光発電設備を設置するのもエコリフォームの一種です。
なお、エコリフォームは国も力を注いでおり、補助金が利用できるケースもあります。

その5:介護リフォーム

介護リフォームとは、要介護者が家で自立して暮しやすいように行うリフォームの総称です。
家の廊下や階段に手すりをつけたり、トイレを広げたり、部屋の戸を引き戸にしたりするなどいろいろな種類があります。

介護認定を受けて介護保険を使える被保険者がいる場合は、最大で20万円まで介護保険をリフォームに使えるので、ケアマネージャーにも相談してリフォームプランを立てるといいでしょう。

その6 全面リフォーム

全面リフォームとは、複数のリフォームを同時に行って家を全面的に改造するケースです。
例えば、水まわりのリフォームとエコリフォーム、内装リフォームを同時に行えば、まるで別の家のようになります。

それでも、家を新たに建てたり建て直しをしたりするよりお得な事例が多いです。
このほか、建築基準法の改正により一度家を壊すと建て直しができない土地に建っている家でも、全面リフォームは可能なのでそちらを選択する例もあります。

リフォームとリノベーション何が違う?種類別に定義を解説

現在、人気が高まっているリノベーションとは、築年数がたった物件を大幅リフォームして最新式の間取りや設備にする方法です。
東京や大阪などの都市部では、駅チカなど条件がよい場所の家は高く、なかなか手が出ない方も多いでしょう。

リノベーション物件なら、同じ条件でも新築の2~3割安く購入できます。
リノベーションと大幅リフォームの明確な違いはありません。

業者によっては一般的なリフォームを「リノベーション」と称するケースもあります。
ですから、リノベーション=新品同様ではありません。
何をどうリフォームしたのか、業者に確認して購入しましょう。

土地の問題で建て替えができない家は、リノベーションをすればぐっと住みやすくなります。
家を長持ちさせたい場合はリノベーションも視野に入れましょう。

リフォームはDIYで可能?できる種類を解説

現在はかなり本格的な工具や塗料でもホームセンターで販売されているので、DIYでリフォームを行う方も増えています。
壁紙の張り替えやフェンスの設置など、玄人顔負けの施術をする方もいるでしょう。

ただし、電気工事・上水道設置工事・ガス工事などを1人で行うには資格が必要です。
また、外壁塗装、屋根塗装などは高い技術が必要な工事です。
個人でやろうと思っても、元技術者でもない限りうまくいきません。
リフォームは、可能な限り業者に任せましょう。

まとめ

今回は、リフォームの種類について詳しく解説しました。
リフォームを行う業者は、複数のリフォーム工事を請け負っている総合的な大きな業者から、水まわりだけ、塗装だけといった特定のリフォーム工事だけを行っているところもあります。

リフォームを依頼したい場合は、自分が希望するリフォームを明確にしてから、業者探しを行いましょう。